FLORENCE JOELLE
LIFE IS BEAUTIFUL

「君次第で人生はいくらでも素晴らしいものになるさ」――伝説的ジャズ・シンガー、ジミー・スコットがフローレンスによく言っていた言葉をタイトルにした本作。2014年に彼が亡くなった時、追悼の意を込めて書き上げた「LIFE IS BEAUTIFUL」含む7曲が彼女のオリジナルで、これまでで最もジャズ寄りのアルバムに仕上がっている。カヴァーはジョルジュ・ウルメールの1940年代初期作品「SI TU SAVAIS」、ポール・ミスラキ＆ジャン・フェリーヌの1930年後期作品「CHEZ MOI」、エディット・ピアフ版も知られるシャンソン・スタンダード「JOHNNY TU N’ES PAS UN ANGE」の3曲。一新されたバンドをバックに英語とフランス語で歌うフローレンスのスウィート・ビターなヴォーカルが心地よい、1930年代〜40年代ヴィンテージ・ジャズの雰囲気が全編に漂う大人のジャズ・ヴォーカル・アルバム。