冗談伯爵
ピンク・シャドウ ／ たまご

冗談伯爵があのオールド・ヒットに敢然と挑戦!!最新シングルは、なんとブレッド＆バターの1974年作「ピンク・シャドウ」カヴァー（作詞作曲：岩沢幸矢／岩沢二弓）。今春の＜RECORD STORE DAY＞限定盤として、ついにシングル盤再発も成された、説明不要、不朽の名曲／人気曲に、冗談伯爵らしく敬意とヒネリを織り交ぜ、楽曲が備えたポテンシャルをいっそう引き立たせた編曲を施すことに成功。実は2013年頃より、全国のライヴ会場にて長らく披露してきましたが（毎度のごとくSNS上で話題に）、この度、ついに音盤化。ジャケットの＜レア盤ぽさ＞含め、今作もシティ・ポップ、レア・グルーヴ好きは避けて通れぬ仕様となっております。またB面には、冗談伯爵の完全新曲「たまご」を収録（作詞作曲：前園直樹）。こちらは＜ザ・B面＞といったコンセプトで、＜シングル盤のB面好き＞にはたまらないであろう、じわじわ来るような趣味音楽といった趣。アレンジ面では変わらずの遊び心が満載で、GILBERT O'SULLIVAN「matrimony」（1971）や、かまやつひろし「幼きものの手をひいて」（1972）を想起させる、のんびりとした仕上がりに。しかし聴き込むほどに毒が染み出す曲者楽曲となっております。