YJSAXDUO
SEAMONKEYS

メーカー・インフォメーション

アフロビート、辺境JAZZ、ECM、POPS等のジャンルをルーツとし、2人が学生時代にクラシック・サックスを専攻していた影響は大きく、サックスの鳴り響く余韻の音色や管楽器の共鳴する響きを研究して突き詰めた楽曲作りをしているYJSAXDUO。カシオトーン、アナログドラムマシン、カセットテープ等々の楽器を取り入れ、かつアフロビートにジャジーなサックスのメロディーを組み合わせる事により独自の世界観を生み出している。サックスの音色・ハーモニーの美しさを基調とし、時にチープで明快ユーモラスなサウンドに仕上げる。本作は、YJSAXDUOの2人と親交の深いミュージシャンを迎えて制作。”SEAMONKEYS”という謎めいた男の笑い声で始まるA面は、カシオトーンのチープな音色の上で荒々しく吠える2本のテナーサックスが絡み合う。フェラ・クティに代表されるアフロビートを、古いカシオトーンやドラムマシンを駆使して再構築したサウンドは、韓国のポンチャックなどにも通ずる他に類をみないものに仕上がった。自宅の窓からカセットテープにフィールド・レコーディングされた東京の風の音や、街の騒音がレイヤードされるディープなアフロビート作品。対してB面はアフリカの大地に生える”BAOBAB”の木をイメージした楽曲。フィールド・レコーディングによる動物の声にバンブーフルートの奏でる不思議なハーモニーが重なり、その上で2本のサックスが浮遊感あるメロディーを奏でる。

▼Credit▼
後関好宏 - Sax., Flute
上運天淳市 - Sax., Tb., Cl.
村上啓太（在日ファンク） - Bass [SIDE A]
高橋保行（cooking songs、渋さ知らズ）- Bass [SIDE B]
※トロンボーン奏者ですが敢えてBassで参加。
池澤龍作（WUJA BIN BIN、スガダイロートリオ） - Percussion
高橋瞳（WUJA BIN BIN） - Toys [SIDE B]
Taichi（stim、田我流とカイザーソゼ） - Mix

■チェコプレス、E式ジャケ付、45回転、初回生産分のみの限定盤